九州・山口 医療問題研究会
福岡県弁護団

ホルモン剤の長期投与により子宮体がんを引き起こした事例

診療科目

婦人科/産科・婦人科

結果

訴訟前の示談

概要

不正出血を訴えて受診したところ、更年期によるものとして、ホルモン剤を処方され、改善しないことを伝えたものの引き続きホルモン剤が処方されていたところ、投与開始より7ヶ月後、大量出血を来して救急搬送され、ガチョウの卵大の子宮体がんが発見された。投与されたホルモン剤は子宮体がんを引き起こす危険が指摘されているところ、治療開始前の子宮体がん検査では陰性とされていたので、ホルモン剤の長期投与によりがんが引き起こされたものと考えられた。訴訟前の示談。

ページトップへ