九州・山口 医療問題研究会
福岡県弁護団

絞扼性イレウスの発見が遅れた事例

診療科目

消化器科

結果

控訴審判決が確定

概要

胃がんによる胃切除術の23日後の患者が、急激な腹痛を発症し、翌日の開腹手術で広範な小腸の壊死が見られ、小腸のほとんど全部を切除することとなった。絞扼性イレウスの診断及び開腹手術の遅れを認めた一審判決を維持した上、損害額を増額した控訴審判決が確定(判例タイムズ1145号掲載)。

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